コミュニティノートはブロックで回避できるのか

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X/ツイッターのコミュニティノート付与を、ブロック機能によって回避できるのか試した。

結論としては、ブロックしてもノートを防ぐことは出来ない。

コミュニティノート周知アカウントをブロックする

日本語向けに役に立つコミュニティノートコミュニティノート一覧(JA)の2つの周知アカウントがあり、新たに有効化されたコミュニティノートを引用RTで知らせてくれる。

これらのアカウントをブロックしても、ノートの付与及び引用RTを防ぐことは出来ない。

アカウント上のツイートから引用元が見えない状態にはなるが、文中のURLを選択することで元ツイートに飛ぶことができ、むしろ悪目立ちしてしまう。

 

ちなみに”役に立つ”の方は多くの支持を6時間以上集めたものが掲示されるとあり、”一覧(JA)”の方は特に条件が書かれていない。かと言って全部を掲載するわけではないようだ。実際に表示に至ったとの通知が来たノートでも、このアカウントに補足されない場合もあった。

ノート執筆者をブロックする

ノート執筆者は匿名なため、明確に特定することは出来ないが、例えばノートに言及したことがある人を全員ブロックするとか、自分がいる界隈の詳しい人を全員ブロックするなどしておけば、執筆者の目に留まりにくくなることである程度の効果はあるだろう。

しかし一定以上の注目を集めるツイートであれば、引用RTで言及する人も多くなり、その界隈に属する執筆者の目にも入るようになる。ブロックされていると元ツイートを見ることは出来ないが、引用コメントによって雰囲気は察せられるため、気になれば別アカウントに一時切り替えて中身を確認することは可能だ。

中身を確認し、問題があればツイートIDを控える。
https://twitter.com/elonmusk/status/1234……
の末尾の数字だ。これが分かればツイートを一意に特定することができる。

ノート作成URLの末尾にもツイートIDが使われているので、任意のツイートに対して作成画面を出し、URL末尾を書き換えることで、ブロックされている相手に対してもノートを作成することができる。
https://twitter.com/i/communitynotes/contribute/1234……
を開くというわけ。

作成後に送信ボタンを押しても送信完了画面に切り替わらないが、送信はできているため問題ない。不安ならもう一度押すと既に送信済みである旨エラーが出てくる。

そのツイートに対するノート一覧ページ
https://twitter.com/i/birdwatch/t/1234……
に行っても、ブロックされているアカウントからはノートが存在しないと出るが、別アカウントから確認すると送信完了していることを確認できる。なおこのページはノート未参加アカウントからでも確認可能。

また自分のノートアカウントの個別ページに行くと過去の投稿一覧を見られるが、ここでもノートの送信完了を確認できる。ただし元ツイートが消去された場合と同じ表示になる。

新着ノート一覧のページ
https://twitter.com/i/communitynotes/new
には、ブロックされているアカウントから見ると表示されない。されていないアカウントから見ると問題なく出てくる。

 

なお鍵垢化した場合も同様に送信及び確認できるが、フォロワーが少ないアカウントに対しては、十分な審査員が確保できずノートが表示されない可能性が高い。まぁその場合は影響力も限定的なためあまり気にする必要はないだろう。

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