「序盤レベリングと言えばコスタのワイン拾い!(とトランキルの卵拾い)」と大人気だが、実はそんなに効率的じゃないという話。
具体的にはコスタ・デル・ソルの”索敵任務:冷やされたワイン”と、キャンプ・トランキルの”捜索任務:アダマンタスの卵”のこと。
ワイン拾いが効率的になる条件
「完全に1人でやるとき」はワイン/卵拾いの効率も悪くない。
ただし1人でも協力者がいるならもっと効率の良いパワーレベリング法がいくらでもある。フレンドに頼んでも良いし、フレンドがいなくても夜にPT募集で「10分10万ギルでお手伝い募集」とか書けば誰かが来るだろう。10万ギルくらいなら初心者にも十分払える額だ。
つまり「一切他人と関わりたくない」という人でもなければワイン拾いの実用性はとても低く、特に「何も考えずに脳死で育成したい」という人に向く。
ワイン拾いの効率
5Lvでワイン拾いを+4設定(34Lv向け)でクリアしたところ、1分かかり、1197経験値を獲得した。
後の検証も含め、アーマリー/レストボーナスとビギナーリングが有効な状態。優遇ボーナスはない。
フィールドモブとの比較
6Lvでウルズの50Lvフィールドモブを倒すと1体あたり1100経験値前後、およそ80秒あたり1.9万経験値を稼ぐことが出来る。
1分で1200しか稼げないワイン拾いとは雲泥の差で、人集めの手間を考えても明らかにこちらが早い。1から15Lvになるまでの必要経験値は6.1万なため4分程度で15Lvに到達する。
リーヴはレベルごとに報酬経験値が変動するため計算が難しいが、仮に5Lvと同程度のペースで稼げるなら50分ということに。リーヴとのレベル差が減ると報酬が増えるため、実際にはもう少し早く40分程度で終わるかもしれない。フィールドモブの獲得経験値は自分のレベルに影響されない。
ウルズというのは黒衣森:南部森林(33,23)付近のウルズの恵みのことで、47Lv程度で280経験値をくれるモブが10体、50Lvで300くれるモブが10体いる。これを10秒以内に連続して倒すことで3.8倍ボーナスが付いて前述の記録になる。47モブのうち4体は2分14秒リポップ、それ以外は1分14秒リポップ。
ウルズはキャラ作成直後から挑戦可能だが、ストーリーを進めているなら上位のマップに行けば効率が上がる。例えば89Lvモブであれば1148経験値とウルズの4倍。ただしあまりに高いと討伐効率が落ちるため、その時点でのカンストレベル-10程度のモブを探すと良いのかもしれない。
高レベル学者に協力してもらい、弱い側に鼓舞(単体バリア)をかけてから弱い側が周囲の敵に手当たり次第に喧嘩を売り、1回攻撃を当てた後に学者が倒すことで経験値を稼げる。一応占星術師でも出来るが、無詠唱攻撃がないため若干効率は落ちる。PTは組まず近くに立つだけにすること。複数レベルが混在する場合は、経験値ボーナスが少ない最初の4体を低レベルな敵にすると良い。
適正リーヴとの比較
5Lv1人で、5Lv向け適正リーヴとして低地ラノシアの”捜索任務:ワイン用ブドウの収穫”を+4クリアしたところ、2分かかり、リーヴで1426、途中出現する敵の討伐で821、合計2247経験値を得た。ワイン拾いと時間効率がほぼ同じで、リーヴ権あたりの効率は倍と言える。
同じリーヴを連続実行できない仕様があるため、ワイン拾いは途中でトランキルに移動して卵拾いを探したり、どちらも出ていなければ無関係なリーヴを一旦クリアして再抽選しなければならない。そのため常に前述の効率を保つことは難しく、実際には適正リーヴに時間効率でも負けていると思われる。ワインではリーヴ達成種類の攻略手帳ボーナスも得られない。
つまり「ワイン拾いのメリットは単純作業の繰り返しで何も考えなくて良いことだけ」と言えるだろう。
なおリーヴはPTでクリアすることも可能で、この場合は高レベル者と組んでいても問題ない。そのため高レベルの踊り子などと組み、自分は適正リーヴの受注と報告をするだけにすると更に効率が上がる。双剣士実装の際にフレンドとやった時は20分かからずに15Lvになったとの記録があった。
まぁフィールドモブならリーヴ権も消費しない上に時間効率も段違いに良いのだが。
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